釘抜地蔵
ここへもう一度行きたかったのです。ここの画像をもう一度撮りたかったのです。
あまりに一心不乱にお百度参りされている女性の方がおられた前回は画像を撮るのが気の毒に思えたのです。 でも今回もたくさんお参りされている方がおられました。 それも普段着姿の近所のおじさん、おばさん。。 いつも賑わっているお寺なんだなぁと思いました。 「釘抜地蔵」正式名は「石像寺」と言います。 千本通りにありますが、間口が少し目立ちにくいので見落としがちかもしれません。 「弘法大師が弘仁10年(819)に開創されたもので、本尊の石造地蔵菩薩像は種々の苦しみを抜き取ってくれるため、『苦抜地蔵』と呼ばれて厚い信仰を集めていましたが、いつしか『釘抜地蔵』の名で知られるようになりました。その因縁は、京都で有数の大商人であった紀の国屋道林という人が40歳の時、何事もないのに、両手が非常に痛み、苦しんでいた時に、当寺の御地蔵様の噂を聞き、願をかけて祈ったところ、夢の中で地蔵尊が『汝この度の痛みは常の病にあらず、前世に人を怨み、仮の人形を造り、その両手に八寸の釘を打ち呪いたることあり、その罪かえりし汝が身にその苦しみを受く、汝幸に吾に残報を祈る。故に吾神力をもってかの昔の怨み釘を抜き取れり。これを見よ。』と二本の釘を示したとのこと。夢からさめてみると、両手の痛みはたちどころに治っており、急ぎ当寺にかけつけてみると不思議な事に尊像の御前に朱に染まった二本の八寸釘があったそうです。道林はそれより、百日を期し日参し、その恩の万分の一にもと奉謝したと伝えられています。その時より、『釘抜地蔵』と呼ばれるようになったそうです」(引用) 驚くのは地蔵堂の四方の壁に、釘抜きと八寸釘を描いた絵馬がいっぱい掲げられていること。 「おや?」 始めてみたときは驚いてしまいます。 なかなか珍しいお寺で、なかなか面白いお地蔵さん。 西陣を行った時は 寄るようになりそうです。 次はこんな日に行ってみたいです。
by yume_cafe
| 2005-02-22 21:25
| 京都
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