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目疾地蔵さん。。祗園守の「むくげ」

 八坂神社で「祗園守の花」の写真を撮っていると おじいさんが「これ祗園さんの花やで」「ほらこの中にヒラヒラがあるやろ。ここだけや」と話しかけてこられました。
興味深く聞いていると「これから四条通いかはる?」「ほなったらなあ、目疾地蔵さんしったはる?」「そこになぁ。今日咲いたこの祗園さんの花があるんや おっきい花が三つ咲いているで、背も高い。 場所わかるか?」と目を輝かせて、親切丁寧に教えて下さいました。


祇園祭の飾り付けが進んでいる四条通を歩いていると目疾病地蔵(仲源寺)です。
ぐるりと見渡すと壁際にさりげなくひっそりと大きな白い花が咲いていました。
案内があるわけでなく、目に留める人もいないその花の写真を一生懸命撮っていると、お守りを売っておられるおばあさんがニコニコと。。目で挨拶をしてくださいました。
「綺麗でしょう? 祗園さんの花なんですよ。。」と 優しくお話を始めてくださいました。
娘さんがお茶をされていて、そのお茶花の「ムクゲ」を挿しておいたら毎年咲くようになったとのこと。 今までは 祗園さんの時期になると目立つ場所に置いていたけど、もう年とったからそのままにしているんではよ。。。とおっしゃいました。
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目疾地蔵さんは四条通南、繁華街の中に溶け込んでます。地元の人がお参りに。。という感じのこのお寺は、寺町通の矢田寺とも似た感じがします。
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「安貞二年(1228)に鴨川が氾濫したとき 時の防鴨河使 "勢多判官為兼"が地蔵菩薩のお告げで洪水を防ぐことが出来たということで、ここに地蔵菩薩を安置し雨止み地蔵と名付けた。この雨止みが転じて目疾となったといい 眼病の治療に霊験があるとの信仰から、目疾地蔵と呼ばれるようになった。」

おばあさんは奥から「仲源寺めやみ地蔵尊略縁起」という栞を取り出してきてくださいました。
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「雨奇晴好」の扁額を掲げた桃山時代の唐門をくぐって、正面の本堂に進めば中央に丈六坐像の大仏が慈眼を垂れ給うておられるのを拝する。これが当寺本尊延命地蔵大菩薩の尊像であります。この地蔵尊は、始め世に、「雨止みの地蔵」といわれ祗園社や知恩院などへの参詣人が、雨をこの地蔵堂にさけて、雨の止むのを待ったということであります。人生の激しい風雨に遭いこの地蔵尊の下に額つければ、人生は「雨奇晴好」だ。「降るもよし、晴るるもよし、」だ。悲運、逆境にひしがれていては駄目だ。研究努力によって、これを克服し、これを生かして、「日々是れ好日」と受け取って、順逆共にとらわれず、行きを詰らない、人生生き抜く地蔵菩薩の尊いお力を頂くのです。そして自由自在の活躍をすべく、元気よく門を出て行こうではありませんか。そこでお帰りぎわに今一度、表門の額を仰いで頂きたい。「雨奇晴好」これが仏教の悟りであります。


**7/7の軌跡**
京都駅 →塩小路 →法住寺 →智積院。。東大路通 →八坂神社。。四条通→目疾地蔵 →京町家 → 新町通 →地下鉄御池駅
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by yume_cafe | 2005-07-08 19:53 | 京都
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