油懸地蔵(西岸寺)
伏見 寺田屋の近くに「油懸地蔵」という面白い名前のお寺があります。
面白いのは名前だけじゃなく由来も珍しいのです。 「ある時、山崎の油商人が門前で転び、油をほとんど流してしまった。災難とあきらめ、残りの油を地蔵さんにかけて供養したところ商売繁盛し、大金持ちになったという。1590年(天正18)岸誉雲海が創建した浄土宗の寺で、油懸(かけ)山と号する」 お地蔵さんは建物の中で小さな窓から見られるだけだったので画像を撮るのはやめましたが、なるほど油がかったように光っていました(笑) 正式名は「西岸寺」 同名のお地蔵さんが右京区嵯峨天竜寺油掛町にもあるとのことです。 お供え物が「油」というのがまた面白い。
by yume_cafe
| 2005-04-27 23:59
| 京都
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