大田神社を出て西へ歩くと綺麗な町並みが見えてきます。
上賀茂神社を流れる楢の小川から続く明神川。その明神川に小橋がかかり そして土塀が続きます。
なんとも言えない風情が漂います。
この町並みは「社家町」と呼ばています。
「社家」とは上賀茂神社の神官を世襲する家柄で、敷地内に神社の境内から続く川を引き入れています。
その中のひとつ「西村家別邸」は公開されていて、庭には神官が身を清めるために使った井戸やお祈りの石、明神川の水を引き入れた「曲水の宴」のための清流があり、かつての神官の暮らしぶりがうかがえます。
この楠は樹齢推定500年。この地のシンボルとして崇められてきたとのことです。